キーワード:猫エイズ検査

王子が4歳の時、「王子20年計画」の一環で
生まれて初めての血液検査をしました。
暴れる王子を看護婦さんと二人係で押さえ込み、
毛を剃って、注射針を腕にブスッ・・・
う、うがぁ〜、早くしてくれぇ〜、王子の叫び声が
ヒステリーモードに変わってきたぁ〜!!ヤバイよ!!
噛んでる!噛んでます!!看護婦さんの腕を噛んでます!
「もう少し、もう少し・・・」
なかなか注射器に血がたまらなくて、本当に大変でした。
ようやく採血し、「エイズ検査もしようか」と
言われたので、ついでのつもりでエイズ検査したら・・・
「あれっ、陽性反応出たぞ!」
ガ〜〜ン・・・・(゚◇゚)~ガーン
もう目の前が真っ暗になりました・・・
・・・そういえば3歳の時に風呂場の網戸を破って
5時間ほど家出して無事帰ってきたものの、太ももに
穴が開いていて慌ててお医者さんに駆け込んだ事が
あったけど、まさか1回噛まれただけで感染するなんて・・・

プチ家出をしてどこかの猫に噛まれた傷・・・足っていうのが王子らしい(笑)
これが元でエイズキャリアーになったんだよね。(T-T) グスッ

王子の陽性反応が出たのは、幸い猫免疫不全ウィルスの方でした。
(白血病ウィルスの方が陽性だとかなり危ないらしいです。)
私の「王子20年計画」はたった4年で夢破れてしまいましたが、まだキャリアになっただけで発病したわけじゃないので、このまま一生発病しない事を祈りつつ、王子が長生きしてくれるようにしっかり健康管理する事にしました。
発病すると決まったわけじゃないし、ましてや早死にすると決まったわけじゃない。
20年は無理だろうけど、平均寿命16〜18歳くらいまでがんばってもらいましょう!
王子は毎年痛い目に遭うことになりますが、毎年血液検査をしなきゃね。
がんばれ、王子!!

左の写真は2005年度の血液検査跡・・・
私がボォッとしていて、いつもは右腕を差し出すのに左腕を差し出してしまい王子の腕にハゲを二つも作ってしまいました。
右も左も変わらないだろうと思ったら大間違い!!
左腕では「血管が見つからないぞぉ〜」とお医者さんに人間でも痛い探り針をされて、散々痛い目に遭わされた挙句、結局採血できなくて・・・(号泣)
今まで聞いたことの無いような王子の絶叫が診察室に響き渡りました。
辛かったよね。
ごめんね、王子。
そしていつものように右腕で採血しました。
ただでさえしっぽに毛が無いのに、腕にハゲを二つも作ってしまいました・・・